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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

2015アニメ それが声優 感想~よくも悪くも浅野真澄さんのカラーが色濃く出た作品

アニメ-2015夏アニメ アニメ

はてなブログ初めて本格的な初投稿記事になります。

記念すべき第1弾は『それが声優』です。

 ※この記事はあにこれに投稿したものに加筆修正を施したものです。記事の内容には作品の核心に触れるネタバレの可能性があります。

 

 

 

 

声優としての浅野真澄さんがメインヒロインを張っていた全盛期を私はほとんど知りません。2000年代はほぼアニメから遠ざかっていたので彼女の一番いい時を見逃しているんですよね。更に、ラジオパーソナリティとしてもアニスパでさえ地元ではネットしていなかったこともあり、最近まで聞いたことがなく超!A&G+を知って何回か聞いたら番組が終わってしまったというくらい私とは縁がない声優さんです。
そんな時、このタイトルのアニメ化が発表になり、いろいろな番宣番組でお見掛けするようになりましたが、「押しの強い人だなあ」という印象。正直、あまり印象はよくありませんでした。

さて、肝心の作品はというと、SHIROBAKOが業界の厳しさを見せつつカタルシスを用意していたのと対照的に、この作品では業界の厳しさも充実感もありのまま見せるというスタンス。だから、主人公一之瀬双葉にそんなに簡単にいい思いをさせません。
厳しい先輩がいたり、せっかくつかんだレギュラーなのに早々に出番がなくなってしまったり、ラジオCDの役を鈴ちゃんに取られちゃったりと結構世間の荒波にもまれちゃってますね。
その代り、メタ的な作品の都合もあって、吹き替えからナレーションまで普通のアニメファンにあまりなじみのない仕事も回ってきていたのは、それだけチャンスが与えられていることで恵まれているともいえるのでしょうが。

ただこれが声優を紹介するためのプロモーションビデオならいいんでしょうけど、アニメ作品としてはちょっとと思わざる終えない。つまり「安易に声優なんて職業目指すなよ」って、メッセージが出過ぎですからw。
特に、最終話は 一部の声優事務所で取り入れられている査定のシーンで一之瀬双葉にどんな声優になりたいかという問いを圧迫面接で投げかけます。このシーンこそ、声優を目指している中高生&現在養成所や専門学校に通っている声優の卵たちにそのままそっくり問いかけているように見えました。まあ、実際には双葉は2年間という積み上げがあっての問いかけなので違っているとは思うのですが、私にはそう見えましたよ。

すでに、人気職業になり飽和状態に陥っている声優。だからこそ、夢のある作品ではなくて現実に即した内容になったのかもしれません。だったら、そもそもこのテーマで作品作るなよ!って言いたいですが、浅野さんからしたら「人気職業である声優をテーマにした作品作ったら金儲けになるじゃん」って答えが返ってきそうw。いや、そうに違いない。
そういうところが、私にとっての浅野さんの印象を悪いものにしているのですが。
結局、この作品。浅野さんが言いたいこと言って、金儲けするための作品なのかなって邪推してしまいました。

浅野さんへの不満はこのくらいにして、それ以外のことにも・・・。イヤホンズの3人は声優としてステップアップするためにいい役に恵まれましたね。なんだかんだと文句を言いましたが、浅野さんにしごかれた経験(番宣番組を見ているとそうとしか思えない)は他の現場でも活きるでしょう。すでに、双葉役の高橋李衣さんは他2作品でもメインを張っています。

イヤホンズの楽曲はキャッチ―かつかわいい感じにまとまっていました。ラジオDJ風のEDはよく考えられていると思いましたよ。ただ、もう少しカッコいい曲も聞いてみたかったです。

シナリオは、これまで書いてきた通り双葉に対する試練が現実的でちょっと厳しめに見えましたがそれはそれでありでしょう。ラストをライブで締めずに査定で締めるというのはこの作品を象徴していると思います。

そして、毎回ゲストに来る大物声優たち。浅野さんのコネをフル活用なんでしょうか?各分野の第一線で活躍されている方たちばかり。特に、真地勇志さん登場回はビビりましたね。ほとんどアニメで聞いたことがなかったので貴重な回となりました。あとは、小山力也さんが吹き替え回に登場されていたのも地味にうれしかったですね。今となっては色々なアニメの悪役から冴えない中年役、頼もしいリーダー役まで演じられていますが、海外ドラマ好きとしては小山さんは吹き替えの人ですよ。他にも、吹き替えにはいい役者さんが揃っているんでその方たちも見たかったという願望もありましたが。

全体を通して、アニメとしての出来は平均点以上の面白さでしょう。ただ、ここまで酷評してきた通り、浅野真澄がどうしても前面に出てきてしまう。浅野色を完全に消して、商売っ気のない作品に仕上がっていたならもっと評価が上がったのではないかと考えると、原作者がメディアの人だからと言ってでしゃばるのもいいことだけではないんだなぁ。と実感させられました。

  

 

 


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