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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

番外編 地方に住まうものはわがままなクルマ至上主義者なのか

いきなりのこの見出しに読者の方も驚かれたもしれません。今回は番外編としてアニメとは少し離れた記事をエントリーします。

先日、北海道におけるアニメ放送の実態を記事にしたときに、3大都市圏との格差についても若干触れました。ka-rinchaco01.hatenablog.jp

それ以降、アニメ以外の分野についてもアンテナを張りながらネットを眺めいたところ、ちょっと気になる記事があったので、その記事を手がかりに持論を展開したいと思います。このブログのテーマからは外れてしまいますが、閑話休題ということで。

さて、紹介したいのはこの記事gudachan.hatenablog.com

筆者はボンダイさんという方。はてなブログ歴もそこそこ長く、数多くの記事を執筆されています。そのジャンルも結構多岐にわたっていて、私ごときがボンダイさんのブログを引用して記事を書いていいのか?と、ちょっとビビっていますが、私も思うことがあるので気合を入れて書いていきたいと思います。

このエントリーは地方都市の疲弊ぶりについて神奈川県の大和市との比較を例にとって書かれたものです。実際、多くの地方都市がジリ貧になっているのは確か。特に、試される大地は地方都市といっても10万人を超えたものは180ある市町村のうちわずかに9市、人口1万人に満たない市町村が121もあるので、テーマとして非常に興味を持ちました。

具体的事例として、熊本市大和市の比較をしながら解説をしているわけですが明快でわかりやすいですね。道内は平成の合併時に212市町村から180市町村になったわけですが、地理的な事情が厳しかったせいで他県と比較するとあまり合併が進まなかった土地柄ではあります。しかし、熊本で挙げられた事例のミニ版は道内のあちこちでも見られるので、地域の特殊性を差し引いても全国共通する部分も多いと感じました。

ボンダイさんの視点は的を得ている部分も多く、実際に市街中心部がシャッター通りとなっていることが多い北海道においても重要な問題提起であるという風に思っています。
しかし、この記事に欠けているモノがあります。それは、田舎に住み田舎で生活している生活者の視点です。ボンダイさんが提起しているのはあくまで都市生活者が暮らしやすい社会であって田舎者に対しては否定的な見解を示されています。

「イオン悪玉論」は効力を発揮しないことがわかる。悪いのは極端なロードサイド化であり、元凶は地方都市の人間にしか存在しないわがままなクルマ至上主義の発想にこそある。

日本の地方都市は5大都市以外はすべて「大和市」に劣っている現実に気づけ - ボンダイ

地方都市に住むとどうしても車中心の文化になりがちです。それは、鉄道や路面電車、地下鉄などの都市内の公共交通機関を維持していくのには一定以上の人口が必要で、たとえあったとしても1時間に1本では全く使い物にならない。
また、車を使わないように中心部に居住地を設けようと思っても家賃の相場が高く、同じ間取りなら郊外に住んで車を持とうか?という話になるわけで、すでに車がないと住みずらいように都市設計がされているところにこそ問題があると思う。

それを、わがままなクルマ至上主義と断罪されてしまうことに違和感がぬぐえなかったのです。

ボンダイさんの挙げられている事例のうち、長崎の場合は確かに地理的な制約があったために極端なロードサイド化が避けられたわけで、筆者の理想とする街づくりに近いものができたのかもしれませんが、私には結果論のように見えます。
すでに、地方に住まうものは車がないと生きていけない社会に属し、生活とは切っても切り離せなくなっているという事実があります。この事実を無視して、車を重視しない街づくりを考えましょうというのは、いささか無理があると思います。

とはいえ、筆者の指摘通りのことも別な側面では現実であるのは間違いなので、車も公共交通機関も共存できる街づくりの必要性を強く感じますね。ヒントがあるとすれば、地方都市内で移動する際は車で移動しますが、さらに大きな都市部に移動(道内でいえば地方都市から札幌へ)する場合の多くで公共交通機関を使っているということ。駅までは車で乗り入れて、そこからはJRでというのが一般的です。一人移動ならそのほうがコストもかかりませんからね。

色々思うところを取り留めもなく書いてしまいましたがいかがだったでしょうか。この、都市と地方の差って言うのはこのことに限らず、前回の記事で書いたアニメというジャンルでもそのことがいいかどうかを別にして歴然と存在します。それを分かったうえでどう楽しむか、どう過ごしていくかは自分次第。なんかそんなことを考えさせられるボンダイさんの記事でした。

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