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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

2015アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」感想(ネタバレなし) ~アニメ映画でこんなに感動したの久しぶり

アニメ アニメ-アニメ映画

かねてから見たいと思っていた映画「心が叫びたがってるんだ。」をやっとレイトショーで見ることが出来ました。

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これは、劇場でもらった特典です。封切り直後から毎週のように変わっていたみたいですね。最初の方の特典のほうが良かったかも。
でも、アニメの映画って結構こういう特典有りますよね。以前、まどマギの新劇場版を見に行った時もポストカードもらった気がします。

あらすじ

あらすじと感想を書くにあたって、公開中の作品ですのでネタバレはなしで行きます。
あらすじも公式サイトに掲載されている内容以上のことについては触れないようにします。


それでは、早速あらすじの紹介を

幼い頃、何気なく発した言葉によって、
家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。

そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。
 高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは、「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。
 そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。

そして、発表会当日、
心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を
歌うと決めたはずの順だったが…。

www.kokosake.jp

感想

ここさけとあの花の比較から

あの花スタッフの制作ということで、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(TVシリーズ・劇場版)と比較しながら感想を述べていきたいと思います。

まず、ジャンルは同じ青春をテーマにしていますがアプローチはかなり違います。あの花超平和バスターズという幼馴染との友情を取り戻す話だったのに対し、ここさけは一人の少女が次第に周りに信頼され協力を得ながら成長していく物語

あの花で感じた青春への甘いノスタルジーをくすぐられるものではなく、クラスメイト達のセリフから青春時代の人間関係の生々しさがよみがえってくるリアリティがここさけにはあります。この辺は、メンマというある意味ファンタジーな存在があの花にいたからなのかもしれません。

もう一点は当たり前のことではありますが、TVシリーズから劇場版とつなげてきたあの花と劇場版一本のここさけの時間当たりの濃密さの違いですね。

先ほど述べたようにあの花は一度あった友情を再び取り戻すお話。これにはやはり以前の関係性などを描かなくてはならないので時間が必要。ただ、そのせいでTVシリーズも劇場版も一気に見させるというよりはちょっと冗長的な部分があったことは否めません。

しかし、ここさけは劇場版一本。メインキャスト4人の人間関係を見せつつもそれが互いにリンクしあって無駄だと感じるシーンがほとんどありませんでした。だれることなく最後まで見せてくれましたね。

絶妙な関係性 4人のメインキャラクター

成瀬順が主人公なのは間違えないですが、坂上拓実・田崎大樹・仁藤菜月の3人を加えた4人のキャラクターの人間性&関係性は絶妙なものだと思います。

自分の過去の高校生活を振り返ってみると、かなり多くの人がこの4人のキャラのいずれかにシンパシーを感じるというか似ているなって思うんじゃないだろうかという設定。まあ、一人には限らず誰かと誰かの複合系という人も加えれば大半の人が誰かに感情移入できるんじゃないでしょうか。

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サブキャラクターも含めてではありますが、人間の複合的な面を見せることで善と悪を割り切れないというか、キャラクターに複雑さを持たせています。ハッキリとした悪役って一人ぐらいじゃないですかね。そんなところが、人間味あふれるリアリティのキャラ設定に感じられます。

この感情移入が出来ることと、リアリティを持たしていること、この二つは私にとって物語への没入感を深めてくれてよりのめり込ませてくれる効果をもたらしました。

水瀬いのりさんの演技に感激

成瀬順を演じたのは、若手女性声優の中でも現時点でノリにノッテいる一人である水瀬いのりさん。前クールでも「がっこうぐらし」などの話題作にも出演し、演技の幅の広さを見せてくれている。

今回の成瀬順は、幼少期はおしゃべりだったが言葉を封印して以降は伝えたいことがあっても声にすることが出来ない。しかし、後半はミュージカルに挑戦するべく前向きになる。この複雑な役を見事に演じ切った。

特に、言葉を封印されて以降の声に出したくても出せないもどかしい感じが見ているこちらにも伝わってきて切なくなってしまった。この好演でさらに彼女の演技に魅了され、さらにファンになってしまいました。

最後に

ここまで感想を書いていて、こんなにまとまりのない文章になるとは思わなかった。思っていることを上手く声にできない順の感じが乗り移ったみたいに上手くかけない。
でも、それは、きっとまだ昨日観た作品の余韻というか熱が冷めないからなんだろうと思う

つらつらと、感想を述べていて改めて思うのは、こういった感想を持つのは私がオジサンになったからだろうなぁと。今の、学生にはこういった問題はリアルに感じられる(ひょっとしたら違うかも)だけ、もっと心に刺さるモノがあるんではなかろうかと思う。面白いと思う前に、心に刺さりすぎて見てられないかもしれないけど。

でも、とにかく素晴らしい作品であることは間違いない。ネタバレを避けているために、なぜに感動したかということについて正直に書けないことが本当につらい。
少しでも興味のある人はぜひ劇場に足を運んでほしい。

今度は、DVD出たときにでも改めてネタバレありでレビュー記事を書きたいと思います。

「心が叫びたがってるんだ。」オリジナルサウンドトラック

「心が叫びたがってるんだ。」オリジナルサウンドトラック

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