アニメヲススメ

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今江選手のFAについて&FA制度の在り方について

先日書いたエントリーにいくつかいろいろな意見を頂戴いたしました。

先日の記事はこちら
ka-rinchaco01.hatenablog.jp

まさに、いろいろな意見だったわけですが、私の筆力不足で上手く伝わっていない部分もあったかと思うので若干補足をしたいと思います。

まずは、今江選手の成績についてです。

確かに2年前に2年の複数年契約を交わしてから成績的には下がっています


なので、ロッテのフロントが大幅にダウン提示をするというのも理解できます。
さらに言えば、この成績でFAしようなんて自分の立場が全く分かってないというファンの意見もわかります。私も、カープファンなので出ていかれるチームの痛みや選手個人について個人的な思い入れなどは充分にわかっているつもりです。

冷静に考えれば、単年契約で球団を見返す活躍をして、その上で堂々とFAしたいいのでは?とも思います。

しかしその一方で、推測にはなりますが今江選手もこれまでの球団の貢献度や実績をもっと評価してもらいたかったという気持ちもあるのではないでしょうか。もっというと、単年契約で頑張ろうにも今年の後半戦の起用方法からこの球団に残っても来年への展望が開けないということだって考えられます。

要はどちらの言い分も十分に納得出来ます。

私が、問題にしたいのは今江選手本人がFA宣言をした是非ではなく、FA制度自体が選手にとって使いにくいということです。選手のための権利ということであればもう少し選手が使いやすい形であってもいいと思っています。

もう一点。選手の育成のために球団のコストがかかっているという点ですが、これもいちカープファンとして非常にわかる話ではあります。
一方的に金満球団から搾取され続けたわけですから。しかし、私は球団が育てたというよりもリーグが育てたという立ち位置に立つべき事案だと思います。

プロ野球はこれまで球団それぞれがいろんな意見を持ちそのパワーバランスの中でリーグを構成してきた歴史があります。しかし、この形態の運営がある意味限界を迎えたのが近鉄球団の消滅であり、2004年のプロ野球再編問題だったと思います。
その後パリーグは、各球団も努力したかもしれませんがリーグとしてHPデザインの導入、パリーグTVによる試合動画の有料配信などリーグとしての努力が見られます。その結果が現状のパリーグの強さや人気回復につながっているのではないでしょうか。

今度はセリーグを含め、NPBとしてどうあるべきかを議論するべきだと思います。そのうえで、FA制度を考えるとドラフトの完全ウェーバー化とサラリーキャップ導入の3点を合わせた大改革が必要になってくると、私は思っています。現状ではほぼ不可能だとは思いますが。

ちなみにサラリーキャップの話をすると、資金力の豊富な球団から必ずこういわれます。”資金力だって努力の一つだ””資金力の足りない球団は努力が足りない”これはまあ、2000年代にある巨人ファンから言われたことですが・・・。

それに対して、資金力には育成だ!と言っても、しょせんドラフトはウェーバーではなく1巡目は抽選でしょ。2巡目以降もウェーバーと逆ウェーバーの繰り返しで、新人獲得の機会すら下位球団に有利に働かず、挙句の果てには裏金問題までは逆指名制度も導入してたんだから、何が戦力の均衡化だよって感じ。カープやベイはいつまでも這い上がれないはずだわ・・・。

愚痴になってしまいましたね。

FA制度の話から最後はちょっとずれてしまいましたね。

昨日も書きましたが、具体的な提案は現時点では上手くまとまっていないのでできません。しかし、球団・選手・ファンが楽しさを共有できるプロ野球であってほしいと思います。

つたない記事でもしわけありませんが、何かご意見ございましたらコメントをいただけると幸いです。また、記事の中で答えていこうと思っていますのでご了解ください。

※ちなみに今江選手は楽天に決まりそうですね。それは何よりとは思いますが、楽天はどんな提示をするのでしょうね。Aランクの補償アリの選手なので難しい判断が求められそうです。

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