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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

2015冬アニメ ユリ熊嵐 感想~各話レビューを今更公開するよ

アニメ-2015冬アニメ アニメ

昨年の冬アニメ『ユリ熊嵐』。
少女革命ウテナ輪るピングドラムの幾原監督の作品です。
TVアニメ「ユリ熊嵐」公式サイト

「あにこれ」で自分の記事を振り返ってみて、結構なボリュームがあったので、こっちのブログでも公開してしまおうという趣旨。

ほとんど需要はないと思いますが・・・。

このときは、時間があったので、しっかり各話ごとの感想が書かれていますね。

興味がある方はご覧ください。




あにこれに投稿した『ユリ熊嵐』の各話レビュー

第1話

相変わらず初見では何言っているのか意味不明な作品。「断絶の壁」ってなに?「断絶コート」ってなに?「ユリ裁判」ってなに?本当にユリ熊嵐どころかハテナの嵐ですよまったくw。

この段階で読み取れることといえば、断絶コートで語られたことの中でユリ承認されればクマは人間を食べてもいいことにはなっていますよね。ユリとはそのままの意味なのか別のことを指しているのかわかりませんが物語のキーになるのは間違いないと思います。あと、透明な嵐という言葉が出てきますがどんな意味でしょういまいち理解できませんでした。

第2話

断絶のコートからの呼び出しに応じ屋上に行った紅羽を待っていたのは新キャラのこのみ(クマ)でした。しかし、肝心のユリ裁判に出てきたのは銀子とるる。その裁判が終わった直後このみを蜜子が射殺。そして、蜜子がクマであり純花を食べた張本人だったことが明かされます。

第2話時点でわかったことは、名前に百合が入っていればクマであることはほぼ確定。そうなると、箱仲ユリーカ先生(ユリが入っている)も実はクマなのか?ここの疑問は保留ですね。
早く来週が待ち遠しいです。

第3話

Aパート冒頭で箱仲ユリーカ先生と面談。紅羽の母親について語るが、ひょっとしてユリーカがクマで食べたのではないかという疑問が先週から引き続き膨らんできました。

今回初めて透明な嵐に加えて排除の儀というものが出てきました。透明な嵐(没個性的でみんなに紛れることのできる存在)になれない者は(悪目立ちしている者=好きをあきらめない者)悪なので排除するといったもの。透明な嵐ならばクマに襲われることがないので排除されると襲われる確率が増すといったところでしょうか。

Bパートではついに紅羽と蜜子が対決。蜜子がクマであること、純香を食べたことを告白し、紅羽も食べようとする。その時にまた、断絶のコートが始まります。ユリ裁判はいつも通り銀子とるるが裁かれますが、これもいつも通りユリ承認して終了。しかし、このユリ裁判は銀子とるるしか証言台に立ちませんね。今のところ、他のクマは出て来ていません。今週の感じを見るとむしろ、銀子とるるが紅羽を助けたように見えますよね。

断絶のコート終了後に蜜子が撃たれますが、これって死んだんですかね?腕章だけちぎれて屋上からとんでいっただけだと思うんですが…。
Bパート終了間際に銀子とるるが赤江さんを食べたことを鬼山さんに告白。食べようとしたところで終了。結局、銀子とるるは紅羽を助けたもののクマだという本性を印象付けてましたね。

それにしても、蜜子役の悠木碧さんの演技は圧巻でしたね。普段多く聞くロリ声もいいですけど、低めのなまめかしい声も最高ですね。もっと好きになってしまいました。

第4話

ここに来て、紅羽目線から少しずれてるるの過去についてのお話。るるがお姫様だったという展開にちょっとびっくり。それにしても、あのお城の中のクマたちはバカなのでしょうかね、王子が生まれてお姫さまが不要になるといっても姫と王子の異変に気づかない(気づいているが放置?)とかどれだけ無能なのでしょうか?まあ、るるにそんなバックグランドがあるという話なのでここは深く掘り下げてはいけないのでしょう。

るるが、みるん王子を突き落すシーンは幾原コメディの真骨頂ですね。リアルに考えると結構残酷なシーンなんですが、ウテナ・ピンドラでも見せていた演出ですね。私、結構好きです。

結構クマサイドにおいてターニングポイントになる回だったかもしれませんね。今後の展開にも期待したいです。

第5話

先週は、るる。今週は、銀子の過去が語られました。銀子がなぜ紅羽にこだわるのかが分かりましたね。紅羽とお母さんの写真が実はまさかの3ショットだったとはビックリです。

これまで、なかなか銀子しゃべってくれなかったのであまり出番がありませんでしたが荒川さんの声素敵です。ピンドラの陽毬のときから思っていましたがただかわいいだけじゃなく、一本筋の通った感じを受けますね。

あと、ユリーカ先生に17歳の思い出を語らせるのはやっぱりネタなんでしょうか。「おい、おい」とでも視聴者に言わせたいのですかね。

そして、今回大注目は針島薫ですね。いままで紅羽にちょっかいを出してきた子はみんなクマの餌食になってしまいましたが彼女はちょっと違ったみたいですね。引きが良すぎて来週が気になる展開です。

第6話

先週の引きから一転、純香と紅羽の過去が語られました。紅羽がここまで純香との好きをあきらめない理由も明かされたわけですが相変わらず単純にはわかりにくい演出ですね。

それにしても、ユリダークの針島さんは悪を排除するために結構えげつないことしてきますよね。ただ、あの純香の手紙の素材はなんでできていたんでしょうね、あの炎の中でも焦げただけとはボール紙ででもできたのでしょうか?

第7話

先週結構えげつないことをした針島さんはあっけなくクマショックにあってしまいました。あのクマは誰だったのでしょうか。
やっと7話目にして紅羽が過去に合っていた大事な友人が銀子だったことに気付き始めますね。ここまで長かったです。そうはいってもまだ7話。残り話数を考えてもひと悶着あってもよさそうなタイミングです。

今週からまたEDの絵が変わりましたね。こういった細かい演出がわたしは好きです。

第8話

予想通りユリーカ先生はクマでしたね。しかも、先週針島さんに知恵をつけて画策した挙句にクマショックで葬ったもの多分彼女でしょう。ここに来て黒幕色全開ですね。

今週の最大の注目ポイントは「彼」ですね。まさか能登さんをここにきて投入するとは思っていませんでした。ピンドラのユリ役を好演していたので今作でもどこかに出てほしいという淡い期待があったのですがまさかの男役とは恐れ入りました。能登ファンとしてはうれしいところです。

ED間際にやっと紅羽が銀子と和解しかけたところへのるる登場の真実の暴露。実際に何が語られたかは来週までのお預けのようです。それにしても、ユリーカ先生の針島・紅羽への吹込み・るるへの匿名の手紙と3段構えの罠の張り方は非常に狡猾ですね。どうなるか来週も楽しみ。

第8.5話

タイトルから総集編かと思っていたらキャストインタビューだった。ここに来てのまさかの展開。この週を後半のクオリティに生かしてもらえば問題はないです。

第9話

ラスボス感MAXだったユリーカ先生があっさりとやられてしまいました。展開が読めないのも幾原監督作品のいいところですよね。予想の斜め上を行く感じはとてもいいですね。

ここまでクラスから排除され続けた紅羽がようやくクラスメイトにも認められてユリーカ先生のクマショックから助けてもらえましたね。そのうえでユリーカの残した絵本の続きを受けて衝撃を受けていました。どんな内容だったんでしょうかね。

銀子も純香を見殺しにしたことをあんなにバカ正直に言わなくてもいいのにね。ここで蜜子が登場することにもビックリ。
来週も楽しみ。

第10話

完全にるる回。るるを中心にこの回はまわっていましたね。そして、怒涛のように回収される伏線たち。ユリ承認システムは第3者に話すと解除されるって、一瞬消えるのかと思ってしまいました。

第10話にしてそれぞれの立場で何が起こっていたのかという事実関係については大体明らかになったと思います。むしろ明らかになっていないのはおのおのの動機の部分だと思います。

その他は絵本の結論。紅羽と銀子の物語は絵本のようにいくのか、その辺も上手くぼやかされていますね。あと2話でどう話をまとめるか注目。

第11話

Aパートは紅羽と銀子の回想シーン。これまでは一部を切り取って見せていたものの全体像を見せてくれました。主に銀子目線でしたね。
Bパートでは先週の展開の続きで紅羽が透明なモブたちに身柄を拘束させたところから。銀子を誘い出すおとりに使われるのです。
銀子は蜜子の幻影をお話をしながら紅羽のもとへ、いくつものピンチを乗り越えて屋上にたどり着くものの・・・。

透明なモブたちの行動も行き着くところまで来ましたね。ついに絵本まで破いてしまいます。悪を排除するためには何をしてもいいという描写は針島さんのあたりから少しずつエスカレートしてきましたが絵本を破くシーンで極まった感すらあります。正義のためなら悪が大事にしているモノを踏みにじっても構わないという間違った正義感をうまく表現していると思います。

第12話

まさかの展開の連続。でも一番びっくりは純香がクマリア様になっていたとは・・・。

結局エンディングをまとめてみると
紅羽と銀子・・・紅羽がクマになってついに約束のキス。その後新たに歩み始める。
るる・・・あの世?ミルン王子と再開。ミルン王子が自らキスをするべきだったと語る。
透明なモブ・・・相変わらず排除の儀をして悪を探し続ける。
モブのツインテとサイボーグくま・・・新たな友情の物語へ。
純香・・・クマリア様。
蜜子・・・幽霊。
レイア・ユリーカ・針島・鬼山・・・死亡。

こうしてまとめると結構死人が出ていますね。それだけ透明の嵐の中を生き抜くということは大変なことなんでしょうね。

まとめ

過去の幾原作品と比べると物語の筋や、登場人物の行動についてずいぶんわかりやすくまとまっていた印象です。仕掛けはこれまでの作品と比べても少なくはなかったと思いますが、きちんと後半に伏線を回収してくれたこと&丁寧な回想シーンによって物語の全体像がつかみやすかったからだと思います。これは、過去作はウテナ3クール、ピンドラ2クールに対して1クール12話という作品のスパンの短さがこういう結果をにつながったといえるのではないでしょうか。

そして、もう一つのポイントとしてユリに特化したことが面白さにつながったのだと思います。男女間の恋愛だとどうしてもそれぞれの性別的な恋愛観を描かねばならず、それと同時に異性同士の友情についても触れなければなりませんが、ユリだと女性的な恋愛観に触れつつ友情と恋愛のあいまいさから物語が進行しやすかったのではないかと思います。そのため、受け手側にもシンプルに制作側の意図が伝わったのではないかと推測します。
幾原監督のユリ演出は今に始まったものではないので深読みし過ぎかもしれませんけどね。


大変面白い作品でした。ピンドラ・ウテナに比べてもわかりやすい作品になっていると思います。落ち着いたら2週目したいと思います。

結局2周目をまだ見れていない・・・。