2007アニメ School Days 感想 ~その後の展開を勝手に妄想して観た
いろんな意味でターニングポイントになった作品
アニメ好きなら一度は何らかの形で噂くらいは聞いたことがある作品なのではないでしょうか。
この作品を語ろうとすると「ヤンデレ」「誠○ね」「鬱シナリオ」「Nice boat」「衝撃の最終回」「主人公が史上最低のクズ」など、様々なキーワードが思いおこされます。
ある意味、日本のアニメ史の中のターニングポイント(表現方法等の)になった作品だと私は思います。
まあ、そんなこんないろんな意味で多くの方によって語りつくされた感がありますので、今回は作品論ではなく、私の勝手な妄想にお付き合いくださいw。
ハッキリ言ってネタバレ含みます
具体的には最終回後の展開を妄想した内容になりますので、ほとんどがネタバレです。
今更、ネタバレもへったくれもありませんが、もしこの記事のここまでをお読みになって面白そう!!。と思われた方は、レンタルするか、正規の動画配信サービスで視聴ください。
dアニにもあったような気がします。
ここからは私の妄想にお付き合いください
衝撃的な最終回を見た直後の感想は「この惨劇の後日譚を知りたい」でした。
ってなわけで事件後の展開を勝手に妄想してしまいした。
誠の自宅には誠の首なし死体が転がっていて、学校の屋上には頸動脈を切られ、おなかを割かれた世界の惨殺体があるはずです。
たぶん公共の施設である学校の屋上の世界の遺体ほうが先に発見されるでしょう。
警察は世界の交友関係から誠のことはすぐわかるでしょうから自宅を訪ねたときに発見されると思われます。
その後、言葉が事情を知っているとして行方を捜すけれども彼女はすでに船上の人になっているわけです。言葉は誠の頭部を抱えてヨットに乗っているわけですがたぶん一人で乗り込んでいるためそれに気づくものはおらず、船上の上で餓死するか海難事故に巻き込まれるか誠と一緒に海に身投げするのかはわかりません。
残された証拠をもとに警察は捜査することになるのでしょうが果たして私たちがアニメを通じて目撃した真実は明るみになるのでしょうかね。
普通に考えると誠殺しは言葉がやったものとなってしまうはずです。
解決のカギがあるとしたら誠を刺殺した凶器と首を切断した刃物が別だということです。
誠を刺殺した包丁は無造作に部屋に捨てられているのに、首切断に使われたノコギリと思われる凶器はその後、世界に対する犯行に使われています。
誠殺害は刺し傷が何か所もあり衝動的な犯行に見えます。
しかし、世界殺害は誠の携帯を使って屋上に呼び出すなど非常に計画的な犯行です。
ただ、言葉がやったとして先入観を持って捜査したならば、
これまでの状況は違和感はあるが明らかな矛盾とは言えないのでよほどの名推理を見せないと真実には到底たどりつけないですよね。
そして、ネットではこの事件を巡って祭りが起こっているはずです。世界の妊娠ネタ。誠の女子喰い散らかし。言葉のストーカー疑惑など燃料についてはこれでもかというぐらいありますからきっとネットの住民たちを満足させてくれるに違いありません。
作品に対する少しばかりの感想を
色々妄想を膨らませてしまいましたがいかがでしょうか。
よくこれだけの作品を世に出したものです。
それだけでも十分に価値のある作品ですね。
ただ、私としては終盤より中盤の展開のほうが見るのがつらかったです。
特に乙女率いる四人組の言葉に対するいじめが結構エグイので厳しかったですね。
いじめているという自覚すらないというところがすごくリアルに感じました。
そのせいかもしれませんが、私はこの作品のストーリーを現実離れしているとは感じられないんですよね。
愛憎の上の殺人というのは実際に事件になっている例も少ないのでそういった部分のほうが怖かったです。
最後に
きっとリアルタイムで見ていた人は、一つの衝撃的な祭りの経験者なんだろうなぁと。
こういう、衝撃的な作品って祭りになったほうが楽しいよね(にっこり)