アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

アニメの評価を客観視できるいい指標はないものか?いや、そもそもそんなもの必要か?

「アニメについて考えるブログ」というタイトルでやってきて、アニメの感想記事なんかをアップしているこのブログ。

シリーズもの企画として、「2015ベストアニメをそろそろ決めよう」というシリーズで今年の冬クールから夏クールまでの3期分のアニメを振り返る企画を立ち上げました。

まあ、タイトルが仰々しいとか、記事の中身のクオリティの問題とか自分でも反省点はたくさんあるのですが、一応進んでしまっている企画なので今年度はこの形で進めていこうとは思っています。

しかし、「○○を見てないなんて」とかコメントされたと思ったら、別の回で「~まんべんなく取り込むようなリストじゃないですか自分の主張なし」なんていうブコメをつけられたりと、踏んだり蹴ったりというか、ご意見をいただけるというのはある意味読まれているブログのあかしとでも言うのでしょうね。

とは言うものの、私も人間ですから反論したくなる時もありますよ。
でも、反論したところでその人はこちらにネガティブな印象を持っているってわかっているんだから、余計に腹が立つことになって中傷合戦とか、本当の意味で炎上したりするのはやっぱり避けたいので、ここは大人の対応をするように心がけています。

それでも、何かしらのコメントをいただけるというのはありがたいことです。もし、議論をお望みの方がいらしたら、コメント欄かツイッターを活用していただければ幸いです。


さて、話しがずれてしまいましたが、本題はアニメの評価を決める際の一般的な指標っていうのが出来ないのかな?っていうお話。

映画は興行収入。ドラマは視聴率という客観に基づく指標というのが一応あります。ただ、近年は視聴率という指標もHDDレコーダーの普及で録画して自分の自由な時間で見るという生活スタイルや、ネットでの見逃し配信という形も増えてきて、どれだけあてになるかは疑問ですが、TV業界ではいまだに視聴率をありがたがっているようです。

さて、アニメはどうかというと、オリコン調べの円盤の売り上げ枚数というのが一応の評価の基準になるでしょう。しかし、この円盤の売り上げ、作品の内容で購入を決めている人はもちろんいるでしょうが、その作品にどれだけの信者ついているとか、初回限定生産版の豪華特典の中身によりけりとか、作品の評価外の要素も多分に含まれているような気がします。

でも、アニメの評価で円盤のことを持ち出すと自分ではその気がなくても売り豚って叩かれますから注意が必要です。ドラマの視聴率はあまり叩かれないのにアニメの場合は過剰に叩かれる傾向があるのが、実際売り豚と呼ばれる人の一部に、それを盾にとって他作品を見下す態度をとる人が多いのも一因かもしれません。

他にも、まとめサイトやアニメ関連サイトでのアンケート結果や、ツイッターのフォロアー数や放送時にツィートされた数、ニコニコ生放送時の来場者の数や5段階評価の比率などいろいろありますがどれも決め手に欠ける印象があります。さらに、アンケート等はクールごとの比較には用いることが出来ますが別クールの作品との対比は難しいですよね。

以前、このサイトでも紹介したあにこれ」は、沢山のユーザーの評価を客観的な指数にして順位をつけていますが、ユーザーの中には不届き者がいて、大量の副垢での順位の操作や特定作品に対する中傷タグ合戦など、運営が対処しきれない事態もあって信用に足るデータとは言えないでしょう。
ka-rinchaco01.hatenablog.jp

ただ、アニメに対する客観的な評価を求めて「あにこれ」を始めた人の気持ちは痛いほどわかります。それもあって、軸足をブログに移した今でも退会せず、ブログに掲載したものを加筆修正しあにこれにも書いていきたいと思ってます。


別角度から見ると、客観的な指標を求める反面、クリエイティブなモノに客観的な指標を求める方がおかしい。という気持ちもないわけではないんですよ。
先ほどから言っていることと相反することですが、私的には「その作品に対する自分の評価は自分で決めたい。しかし、自分の評価と世間の評価がどれだけかい離しているか知りたい。」ということですね。


最後に、非常に矛盾したことをつらつらと書いてしまいました。
ちょっと自分の作品に対する評価に自信がなくなったことが原因とも言えますが、厳しい言い方をすればそんなメンタルでブログをやる方がおかしいということなんでしょうね。
現状としては、それでも楽しんでブログを書いているので、楽しんでいるうちは精力的に書いていきたいと思います。


評価違い