終物語 第1話 おうぎフォーミュラ 感想
目次
アニメレビュー第7弾は『終物語』(第1期)。
新作アニメのレビューは今回が初めて。追っかけていただけるような記事を書こうとは思っていますがなかなか一筋縄ではいきそうにありませんね。
※記事の内容には作品の核心に触れるネタバレの可能性があります。
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物語シリーズと私
『終物語』おうぎフォーミュラ 其ノ壹 - 其ノ貳
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忍野扇という不快で、不吉なキャラクター
これまでのシリーズにも断片的に登場してきたキャラクター。忍野扇。阿良々木さんが大変お世話になった忍野メメの姪っ子を自称していますが、素性が全く見えず、ある意味このシリーズで一番不気味なキャラクターだと思います。普段の言動も慇懃無礼で何かにつけては阿良々木さんを愚か者呼ばわりしますし。口癖も「私は何も知りません。知っているのはあなたです」というわけで知っていることに関しては、羽川さんや臥煙先輩とはまた別の立ち位置にいるということが窺い知れます。
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その、忍野扇を紹介されたことからこの物語は始まります。そして、成り行きでなぜか謎の教室に閉じ込められることになり、そこで阿良々木さんは向き合いたくない過去と無理やり向き合うことになります。
老倉育というこのシリーズ最大のお気に入りキャラ
阿良々木さんが向き合った過去の中心には老倉育というキャラクターがいます。彼女が行ったことは、犯人捜しのための学級会の開催でした。アニメでは尺の都合もあってこの学級会の描写は映像演出に頼ったものでしたが、原作はかなりドギツク描かれています。阿良々木さんが否応なしに学級会に巻き込まれ、議長という全く割に合わない役回りを押し付けられた上に何もできなかった無力感の描写もすごかった出う。が、アニメではただのモブだったクラスメイト達、一人一人のキャラクターがきちんと描かれているため教室内のヒリつくような感じや、呼吸をするのが困難になるような緊張感の描写はやっぱり原作のほうが上だなと思いました。
逆に、アニメでは学級会の終盤。混乱の色を強めついには収拾がつかなくなる表現はアニメならではのもの。そして、その混乱を老倉の多数決によって結論を出すという決断によって一斉に静まり返る雰囲気は文字媒体である原作には難しいと思います。
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学級会の最終的な結論と、オチは皆さんごらんの通りです。胸糞の悪い話ですが、これが、怪異譚ってものですよ。オカルト話にはよくありがちな展開、かつ、物語シリーズなら当然の流れですね。むしろ、封印していた阿良々木さんの過去話を、いきなり転校してきた下級生にほじくり返されるって言うことの方が不気味なのですが、学級会のオチを聴いてしまうと、なんだかそれはあまり重要なことのように思えなくなってくるのが不思議です。
でも、みなさん。ご安心ください。この話はただのプロローグにしかすぎません。さらに、阿良々木さんにとって清算しなければならない過去が突き付けられるのは次の話ということになるんでしょうね。
そして、私の大好きな老倉さん。おうぎフォーミュラでは過去回想に登場するだけだったので表面的な苛烈さと阿良々木さんを嫌っているということしか出ていませんでしたが、来週からもガッツリと登場してくれるはずです。
それにしても、CVを担当された井上麻里奈さんはピッタリでした。Sっぽいキャラに定評がある彼女ですが、私は原作を読んでいるときから勝手に麻里奈さんをキャスティングして読んでいたので、このキャスティングは正直うれしかったです。
最後に、来週もたっぷり老倉さんが見れるはずです。彼女がこの物語シリーズで本格的に登場するのはこのエピソードのみなので彼女が出ている間はたっぷりと楽しみたいと思います。
ちなみに他の皆さんが書いた終物語のブログもここで紹介。
私が、読んでこれぞと思ったブログです。
b9life.hatenablog.com
seagull.hateblo.jp
http://youkenwoiouka.hatenablog.com/entry/2015/10/08/113349youkenwoiouka.hatenablog.com