櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第3話 感想
アニメレビュー第9弾『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の第3話の感想です。
前話の感想記事はこちら
ka-rinchaco01.hatenablog.jp
前回、絶妙な場面で登場しご活躍だった鴻上さんが今回もメインで登場。まさか二週連続でメイン級の出番があるとは思いませんでした。初回に出てきた、親友と先生は今回も出番があったもののチョイ役だったのでちょっと不憫になってきます。
あらすじと感想
あらすじ
山へ『骨探し』に来た櫻子と正太郎は、またしてもそこで白骨遺体を発見してしまう。
後日、その遺骨はクラスメイト鴻上百合子の祖母のものだったと分かる。
百合子の祖母は生前、認知症の夫を献身的に介護していた。
それを苦にした自殺・・・という説明に納得できない百合子は、櫻子に祖母の死の謎を解いて欲しいと懇願する。
櫻子が導き出した意外なその『理由』とは・・・?
アニメ櫻子さんの足下には死体が埋まっている公式サイトから引用
|アニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」公式サイト
”その『理由』とは・・・?”の理由は、自殺ではなくて事故死だったというもの。
おじいさんの介護に疲れたおばあさんが活力をつけるために、おじいさんが絵に残した朝日を見に行こうとして足元を踏み外してがけ下に転落したということのようです。
感想
ラストの鴻上さんの笑顔のおかげでなんとなくいい話っぽくなりましたが、よくよく考えるとそうでもないんじゃないかと思い、なんかモヤモヤします。
まず、おばあさんの死因をきちんと事故死だと見抜けず、遺族に自殺だと説明してします道警の無能っぷりは通常運転なので考慮しないとして。
やっぱり、鴻上さんの祖父母が当麻の家で老老介護していた事実は消えたわけではないし、何よりも鴻上さんの性格が思った以上に感情的だったことに面食らった感じがします。
ただ、介護の問題っていうのはケースバイケースで個人的な事情が絡むから他人が見てとやかく言えないことがあるのも事実で、鴻上さんの祖母が一人で祖父の介護をしていたっていうのも、祖母からしてみれば誰にも頼らずやっていたところで事故に遭ってしまったということも考えられます。そうであるならば、鴻上さんが自分を責めるのはお門違いだったということでもあるのですが、そこは難しいところですね。
このモヤモヤする感じも含めてこの作品の味なのかもしれません。(先週も結構モヤモヤしましたからね)
気になるトピックス
でんすけスイカ
今回の舞台となった当麻町。旭川の北東にある町で、名産は作品にも登場したでんすけスイカとお米ですね。でんすけスイカはスイカにしてはかなり黒いボディが特徴的ですね。道内フルーツの中でもかなりの高級品で初セリでは夕張メロン並みの高値が付くこともありますよ。なかなか、家庭の食卓に気軽に上がる一品でないことは確かです。
当麻鍾乳洞
次は、この当麻鍾乳洞。
詳しい説明は、観光協会のHPをご覧ください。
http://www.densukesan.net/html/f-ryuta.htm
鍾乳洞といえば夏の避暑に最適。前回の記事にも書きましたが、旭川って道内の中ではかなり気温の高い部類に入ります。最高気温の30度オーバーも7月8月なら珍しくありません。
そんな時、鍾乳洞の中に入れば地下のひんやりとした空気がとても心地いい!!
って言っても10分ぐらいで一周してしまうのでひと時の涼しさではありますが・・・
学生時代は毎年一回はここで友達と涼みに来ていましたね。今となってはいい思い出です。
この他にも真夏の旭川で涼しさを体験できる施設がたくさん・・・ また今度の機会にしたいと思います。
ちなみに、この鍾乳洞に入る前にちょっとした売店が立ち並んでいたのですが今でも夏場は営業しているのでしょうか?
近年はすっかりご無沙汰だったのでわからないのですが、ここでの思い出は、なぜか当時集めていたフクロウのぬいぐるみを買った記憶があります。他にも綺麗な石(水晶とか)売ってました。なんだか懐かしい気持ちになったので来春にでももう一度訪ねてみたいなぁ。
最後に
感想でも述べましたが、モヤモヤする内容もこの作品の味と割り切れば、ご当地アニメということもあって完走は出来そうな気がします。この辺の味についてはどこかのタイミングを見計らって記事の中で考察していきたいと思います。