私が一番アニメ化を希望するマンガ「Q.E.D.証明終了」(作:加藤元浩)
こんなにもアニメを見ている私ですが、漫画の読書量は多分人並み以下だと思います。
高校時代に友達のマガジンとサンデーを読ませてもらったぐらいで、定期購読しているマンガ週刊誌はなし。
いま、部屋にある単行本は 三国志・じゃじゃ馬グルーミンup・パトレイバー・うみねこのなく頃に散・魔法少女オブザデット・虚構推理・・・。
全く統一性がなくお恥ずかしい限りです。
敢えて言えば、ゆうきまさみ先生の作品が好きだということ。ちなみに、鉄腕バーディは漫画喫茶で読んだので部屋にはありませんw。
そんな私が単行本作品をコンプリートしている漫画家先生が一人います。
それが『加藤元浩』先生。
先生の作品には「Q.E.D.照明終了」(全50巻)「Q.E.D.iff照明終了」(既刊2巻)「ロケットマン」(全10巻・文庫版5巻)「C.M.B.森羅博物館の事件目録」(既刊30巻)の4作品。
※Q.E.D.2作品はほぼ同一シリーズなので3作品として考えたほうが良いかも。
ここからは主にQ.E.D.についての話です。
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Q.E.D.について
最初にQ.E.D.が発表されたのは90年代後半と、それこそ金田一・コナンの2大推理マンガが好評を博していたあの頃。当時、金田一は私が、コナンは弟が単行本を買っていた(今は買ってないw)ので、推理マンガに絶賛ハマっていたころに弟の紹介でこの漫画を読み始めました。
当初10巻ぐらいまでは弟がこのシリーズを買っていたのですが、弟が実家を離れたのを機に私が受け継いで足掛け15年以上愛読しているシリーズですね。
ではここで、講談社コミックプラスのサイトから第1巻の概要を引用します。
“本物”を求めるミステリー・ファンの間で超ウワサ! MIT帰りの天才少年・燈馬(とうま)×元気全開の女子高生・可奈(かな)――事件とナゾが、ふたりを待つッ!! 世界一のゲーム会社で起きた密室殺人事件とは……!? 第1話「ミネルヴァの梟(ふくろう)」編をはじめ、巨匠が遺した人形館に交錯する、人の欲と想いの軌跡を描いた「銀の瞳」編を収録! あなたも“知的エンターテイメント”に……いざッ!!
出典:講談社コミックプラス
『Q.E.D.証明終了(1)』(加藤 元浩)|講談社コミックプラス
本当はあらすじでもあれば紹介しようと思ったんですけど、ないのでこれで我慢してくださいw。
ミステリーとしての評価は私にはできませんが、トリックをはじめ随所に数学の知識が使われています。
主人公の天才少年の燈馬君が飛び級でMIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業しなぜか日本で高校生活を送っているという設定で、数学者ということもあって、いたるところで数学が出てきます。と言っても、ヒロインの可奈が数学の苦手なJKなので概略について簡単に説明してくれるので、もし難しいものがあってもなんとなく話がつながるようにはなっています。
タイトルにQ.E.D.という数学用語を使っているのにも、その一端が見え隠れしていますね。
ちなみに、ウィキペディア先生によると名探偵エラリークィーンの口癖という意味合いもあるらしい。
掲載紙がマガジンGREATや月刊少年マガジン+などの年間の発行回数の少ない雑誌での連載だったため毎回読み切りで、単行本には1巻に2話入る構成になることがほとんどです。唯一単行本10巻だけは1話で構成されていました。
加藤先生の詳しい経歴は分からないのですが、Q.E.D.は数学は勿論、物理学を応用したトリックも少なくないので最初は完全に理系の人なのかな?って思っていましたが、姉妹作品のC.M.B.では民俗学や歴史、経済学などのジャンルでの言及もあって、理系なのか文系なのかがよくわからないというのが正直なところ。
一つ言えるのは加藤先生。間違えなく頭がいいということですね。
ストックも十分にたまっているので、是非ともアニメ化をお願いしたいところではありますよね。
ガッカリクオリティだったドラマ版
ただ、ドラマ化はすでになされているんですよね、しかもNHKでw。
当時モー娘。にいた高橋愛さんがヒロインの可奈役。燈馬役は中村蒼さん。と、新進気鋭の若者をキャスティングしたっていう感じですね。
私的には、ガッカリクオリティでしたけど・・。
やっぱり、あの漫画の雰囲気をドラマで出すのは難しいですって・・・。
あれでケチがついたのか、さっぱりアニメ化の話も出てきません。金田一やコナンみたいに長めの話が少ないから、毎回1話完結で上手くまとめることが出来るんじゃないかと思うんですよね。
ただ、アニメ化を希望はしているモノの、ガッカリクオリティになるくらいだったらアニメ化しない方が幸せっていうこともありますからねww。
最後に
Q.E.D.といえば、私イチオシのブロガーさんがいるので紹介させてください。
www.proof0309.com
このブログにも、タイトルにさりげなくQ.E.D.と入っているし、記事の終わりにもQ.E.D.と署名されています。どうやら、このブログの管理人のkeitaさんは文系大学院の1年生とのこと。
テーマの選び方と記事タイトルが巧く興味を引くように出来ていて、記事の中身一つ一つもクオリティが高く、テンポよく論理立てて展開していく様は、まるで数学の証明そのもの。
きっと、相当に数学が好きなんでしょうねw。
しかも、プロフィールには学生初心者ブロガー向けのサロンを開いているらしく、ブログ記事が洗練されているのもわかる気がしますよ。
ワイも、上手なブログの作り方を習いたいものです。
でも、学生向けなので、おっさんはノーサンキューとのこと。ガッカリだぜ!
なんだか、最後は他人のブログ紹介のステマみたいになってしまいましたね。
取りあえず、この記事の評判いかんでは作品の各巻の感想なども上げていったりできればいいなぁと思っています。