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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

2014アニメ 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金のレビュー・感想 キャラはいい。ただ、続きは原作で・・・。は投げっぱなしすぎないか?

アニメ-2014アニメ アニメ

ラノベファミ通文庫)原作のアニメ。

設定、キャラ、声優、そしてノイタミナという放送枠、そこそこ面白い要素がそろっているのにも関わらずBDの売り上げが芳しくなく、世間からもあまり評価されていない残念な作品です。

設定

主人公たちの住む学園人工島の七重島に隠された七々々コレクションという財宝を見つけ出す冒険活劇。

アドベンチャー要素×謎解きという鉄板ジャンル。学生たちが作った夢をかなえるための島という設定に無理を感じないわけではありませんが、そこはあくまでもファンタジー。ラノベ原作なんですからそこは大いに楽しみましょう。

キャラ

主人公の「八真重護」は義賊「祭」のボスの息子ということで主に体力担当ではありますが意外と頭も切れるようです。ただ、家を飛び出した理由や急に熱くなるポイントがいまいち共感できません。

主人公のライバル名探偵「壱級天災」は不遜な物言いで説明が下手だが、重護が祭の関係者だと見抜くなど、その推理力は折り紙つき。色々な場面で重護と協力しながら七々々コレクションを手に入れるための謎解きをします。

重護の部屋に住み着く幽霊でこの物語の元凶「龍ヶ嬢七々々」。もともとはこの島を作ったGREAT7の中心人物だったのだが10年前にめった刺しにあって殺されて以降地縛霊となる。プリンが好き。

このほかにも、天災の付き人「星埜ダルク」は男の娘だったり、重護の部屋の大家の「真幌肆季(まほろしき)」は七々々と同じGREAT7の一人だが現在はただの酒好きキャラだったり、重護が所属する冒険部の先輩「唯我 一心」は裏切りくそ野郎だったり、その冒険部のOBで七々々コレクションのコレクター「戦場緋夜(いくさばひいよ)」は本物のくそ野郎だったり魅力的なキャラクターがいっぱいです。

声優

若手の実力派を起用した印象がありますが「七々々」役の田辺留依さんは主演2作目ですね。前作のウィザード・バリスターズのセシルでも熱血感の少女弁魔士を好演しましたが今作でも七々々の複雑な心境をうまく演じていると思います。

ただここで、特筆すべきなのは「壱級天災」を演じたアスミスですね。あのちっちゃい感じだとか、名推理を披露するもののちょっとずれている感じとかの演技は最高ですね。いま、明るくてちっちゃい高校生以上の女の子を演じさせたら右に出るものはいないですよね。

ノイタミナ

首都圏のアニメファンなら言わずと知れた大人向けアニメ枠。TBSやテレ東、独立局で放映されているアニメより、より一般向けのアニメ枠として設定されています。これまでも、「のだめ」「あの花」「ハチクロ」といった名作が放映されており、七々々と同時期には評価の高い「ピンポン」が放映されていました。

ちなみに、私的にはこのノイタミナ枠は地元でネットされることが稀なうえ「BSフジ」もネット局から外れたのでDアニメストアしか見る手段がないためこれまではいい印象がありませんでした。(最近は北海道でもネットされているからね)

総括

こんなに、いい要素があるのになぜこんな微妙な結果になってしまったのか。それはシナリオに問題があったと思っています。

まず、謎解きとラブコメがどっちつかずになってしまったということです。ラブコメは他のアニメでもよくあるわけですから、もっと謎解き部分に力を入れるべきではないでしょうかね。2話完結で一つの七々々コレクション。といったやり方もあった気がします。

しかも、ラストが2期につなげられるように期待を持たしているにも関わらず公式では原作の購入を薦めるというちぐはぐな対応。制作サイドの問題を疑わずにはおれません。

最初は2期の制作も視野に入っていたのかもしれませんが、売り上げや評価からみて2期制作を断念したものと思われます。期待を持たせておいていつまでも2期制作の発表を待ち続けるよりはましだとも言えなくてもないですが、そもそもどっちつかずのシナリオを作ることが間違っていると思います。

もっと言うと、2期制作が微妙なのに1期11話でまとめられない作品をアニメ化することが間違っているとも言えます。

最後に

他のアニメのレビューでも指摘していますが、制作の勝手な事情で振り回されているように見える作品を見ると悲しくなります。
このことがなければ、中の上ぐらいの作品だったと思いますよ。

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