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すべてがFになる 第4話 虹色の過去 感想

アニメレビュー第8弾は『すべてがFになる』の続報記事。第4章 虹色の過去 です。
※この先、ネタバレしていますのでご注意ください。

ついに今回。これまでベールに包まれていた四季博士の部屋に入ることになります。
四季博士はどんな部屋で暮らしているのか?天才的なリケジョの部屋がピンクの壁紙でぬいぐるみに囲まれていたらさぞかし面白いんでしょうけどね。
さて、どんな展開を迎えるのか。

あらすじ

今週も公式サイトを引用しますね。

ひとつ目の殺人に続いて、四季の叔父でもある新藤所長が殺害され、研究所内は混乱していた。ふたつの事件の犯人を特定しようと、犀川と萌絵たちは四季の部屋の捜索を始める。そこで発見したのは、奇妙な生活空間とミチルというロボット、そして“すべてがFになる”というメッセージだった。

引用:アニメ「すべてがFになるTHE PERFECT INSIDER」公式サイトより
www.f-noitamina.com

今週は大体あらすじ通り。しかし、細かい点で情報量の多かった印象です。詳しい内容は次のトピックで・・・

気になるトピック

新藤所長の死因と周辺状況の整理

新藤所長は首の後ろをナイフでグサッと刺されています。弓永先生のよると、まだ死体が温かいということから殺されてからそんなに時間がたっていないのではという推理が・・・っていうか、ヘリが到着してから30分ぐらいしかたっていないので当たり前っちゃ当たり前。
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萌絵が興奮した様子で推理を披露します。犀川がやんわり止めようとしていますが完全無視。
色々しゃべってますが要約すると”知り合いの犯行”ってことですね。外部からの侵入者説を全否定ですが、研究所の関係者には華麗にスルーされています。まあ、視聴者的にはこれで外部の人間の犯行なら、”こんな作品やめちまえって”言うところです。

四季博士の部屋の前に再び戻ってきた後は、山根さんがデボラの監視記録についてヒステリックに島田さんに向かってあたり散らします。
具体的な入退室の記録が画面上にも現れるのですが、ここで注目したいのは警備員の入退出記録

ヘリで出かけた新藤所長が退室
    ↓
ヘリ到着後出迎えに行った山根さん退室。未来さんを連れて入室。
    ↓
警備員望月が別のエレベーターハウスの退入室
    ↓
警備員の連絡を受け、新藤所長の死亡を確認するために退室。その後入室。
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まず、エレベーターハウスはA・B両方あり、劇中に出てくるのはエレベーターハウスAだけ。エレベーターハウスBは記録から警備員たちが巡回のために使用している。エレベーターハウスBが現場のヘリポートに行くことが出来るかは不明。
エレベーターハウスAは記録から新藤所長と山根さんしか入退出の記録がない。

ここで、一つの疑問が。警備員の望月さんは新藤所長の異変にどうやって気づいたのか?

仮にエレベーターハウスBを使って屋上に行けたとしても、時間的には山根さんがエレベーターハウスAを使っていた時間とさほど変わりがない。
ひょっとしたら監視モニターで確認をしたっていう可能性もあるが、第3話を確認すると望月は確実にエレベーターから出てきて「おい!来てくれ。所長が!」と言っていることから現場を一回視認していると思う。
じゃあ今度は、現場を視認しているならなぜエレベーターホールの入退出の記録が残っていないのか?という疑問にぶち当たります。

このことで、望月警備員の心証が一気に悪くなりましたが、島田さんの言う通りデボラに異常が相次いでいることから、この記録の信用性は完ぺきではないですねこの辺の疑問は保留にしておきたいと思います。

ついに四季博士の部屋に踏み入る

事件が起きてからずっと封鎖されていた四季博士の部屋に踏み入りました。
特徴的だったのは、本格的なDIY器材が置いてあったこと(使用した痕跡あり)。書棚の本は博士の専門とは別分野だったということ。キッチンのテーブルには椅子が2つ。などなど・・・。そのなかでも、一番気味が悪いのは、あまりに生活感がなさすぎること。ですかね。

博士の寝室にはなぜか鍵がかかっていて、呼びかけると四季博士の声が・・・。
まさか、博士のクローンが住んでいるのか?と疑いましたが、

結局、四季博士がDIY器具を使って一生懸命に作ったロボット。だったわけで、拍子抜け。
このロボットはミチルと名乗りました。
カギの開閉は出来ても扉の開閉は出来なかったようで、そこら辺の解説を専門家である犀川先生がしてくれました。
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ミチルが一生懸命アームを戻そうとしているのに、解説のタメにアームをつかんで離さない犀川先生の図。ちょっと間抜けに見えますね。

博士の寝室は、片付いていること以外に、レゴの兵隊やソファーにでっかいテディベアのぬいぐるみ(ベッドにも小さいのが)。そして、レトロなミシンが置いてありました。
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博士って、ロボット作ったり、レゴで遊んだり、お裁縫も好きなんですね。結構、手先の器用な方だったんだということがわかります。

警備員なら業務の都合、部屋の中の想像がついても良さげなんですが、望月警備員はレゴのことぐらいしか触れませんでしたね。

最後に、ダストシュートの確認。萌絵ちゃんが、切り刻めば遺体でも捨てられる。って怖いこと平気で言いますね。犀川先生もデリカシーがないとか、お前にだけは言われたくねーよ。ここら辺が犀川の好きになれないところなんですよね。保護者づらというか、保護者を気取るくせに、萌絵との関係性に覚悟が感じられないというか、キャラ設定としてはアリなんでしょうが、好きにはなれません。

博士のPCの中身

BパートはPCの中をチェックするところから始まります。
そこには、レッドマジックのVer.6が。水谷研究員はウッキウキですね。
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そして、犀川がPC内のカレンダーをチェックすると昨日の日付に「すべてがFになる」の文字が
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第4話にしてついにタイトル回収です。意外と?長かったですね。

その後は、博士からのPCには他に何も残ってないことを示す警告と、他人格が書いたと思われる短い文書がそれぞれ書き込まれていた。
いろんな人格の中には、先ほどのロボットの名前に付けられていた「ミチル」もありましたね。
あとは、海がみたいとかなんとか、以前四季博士の過去話に出てきたフレーズが登場したりとなんやら意味深。
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っていうか、情報量が多すぎて私の脳内では処理できないわ。と思ったら、山根さんが一旦休憩をとることを提案。そりゃあ、山根さんが一番テンパっていたからね。ちょっと休みたい気はわかるけど、皆さん内部の犯行の可能性をスルーし過ぎではありませんか?

萌絵の事件へのこだわり

今回、さまざな場面で事件へと突っ込んでいく萌絵。犀川にやんわりいさめられる場面が多かったように思えます。特に、山根が休憩を入れようと提案した時、犀川がキャンプに戻るのを促しますが、断固として萌絵は事件の調査の続行を希望します。

この事件へのこだわりはどこから来るかというと、やはり、先日の四季との面談に隠されているのではないかと思います。特にキーになるのは萌絵の両親の話。先週も今週もいい感じにモヤモヤさせられましたからね。HPのあらすじを見る限り、来週にでもその辺のことは明かされる感じですね。

最後に

大きく話は動かなかったものの、情報の密度が高かった今回。言及したい点がいっぱいあったのに結局はとりとめのない文章になってしまいました。
昨日の、ここさけの記事同様に私の力不足を感じます。

ともかく、面白さは継続。今後も楽しみな展開が続くといいなぁと期待します。

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