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アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

深夜番組にこれ以上の規制は必要か? 

アニメ コラム

深夜番組のエロ規制が強化? BPO「もはや深夜だから青少年のことを考慮しなくてよいという時代ではない」

深夜番組のエロ規制が強化? BPO「もはや深夜だから青少年のことを考慮しなくてよいという時代ではない」
yusaani.com

審議されたのはアニメではなくバライティ番組。実際の番組の評価も賛否両論みたいですね。
私自身はこの番組を見ていないので内容についてコメントすることは控えたいと思います。

具体的な審議の内容は、BPOのサイトをみて確認してほしい。
2015年12月9日 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |

今回考えるのは、深夜番組にこれ以上の規制は必要か?ということです。

BPO勧告の意味を考える

BPOが言っている「もはや深夜だから青少年のことを考慮しなくてよいという時代ではない」とは、どういう意味か。
深夜放送の基準から考えたいと思います。

まず、日本民間放送連盟で定めている放送基準の中に"放送時間帯に応じ、児童および青少年の視聴に十分、配慮する。"とあります。その放送時間帯とは、午後5時から午後9時までと定められていて各局の番組編成基準として明記してあります。

日本民間放送連盟 放送基準 3章 児童および青少年への配慮
http://www.j-ba.or.jp/category/broadcasting/jba101032#hk3

テレビ東京の放送と青少年に関する番組編成基準
http://www.tv-tokyo.co.jp/main/yoriyoi/seishonen.html

しかし、BPO青少年委員会は、"この規定は午後5時~9時以外であれば性的表現などの基準を緩めてよいということを言っているわけではないと考えています。"
確かに、この時間以外でも青少年が活動していることは大いに考えられます。実際、妹ちょが勧告された放送時間帯の変更の件も午後10時30分だったわけだから、この5時9時規定が形骸化していることは明らかでしょう。

ただ、妹ちょの時は深夜(午前3時)送りになることで難を逃れたわけですが、今回の勧告では深夜だからという部分が強調されている以上、もはや時間帯は関係ないと言えます。

その理由として、録画率の高さとその録画番組に占める深夜番組の割合の高さが挙げられています。
中高生の生活とテレビ | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |

確かに、録画機器が発達した現代においては青少年が容易に深夜番組を見れてしまうというのは事実だし、実際もそうなのでしょう。私からしてみれば、自分が青少年だったころもVHSで録画していたんだから現状を憂うのと同時にいまさら感が半端ないですけどね。

ここまでが、今回の勧告の内容とその理由についてです。

BPO勧告を受けて考えた私の持論

ここからは、私の持論を少し展開していきたいと思います。

まず、原則として青少年に対してどの番組がよろしくないのかというのは保護者の判断でなされるべきだと思います。
よく、視聴者の意見に「放送するな」って言うのがありますが、そこは「放送するな」ではなく「放送を自分の子供に見せるな」でしょう。あと「この時間帯に放送されていたら思わず目にしてしまう」っていう意見もありますが、それは先ほど言った5時9時規定の範囲ならばその通りだと思いますが、深夜番組にその理由は無理筋でしょう。

基本的には、番組製作者には表現の自由があり、それを行使することで他人が不利益が被る場合にのみ制限が必要なのは言うまでもありません。だから、放送することで人権が著しく侵害される場合はその限りではありません。
しかし、青少年の教育に悪いというのは、受け手側でいくらでも回避可能です。なので、視聴者の意見に多く寄せられているようなものはほとんどが無理筋な意見に私は感じられます。

ただ、それに対してBPOが言う通り録画機器の発達により青少年でも深夜番組を容易に録画可能なのも事実です。
しかし、このことを容易に解決する手段があると思います。

それは、番組に視聴年齢制限をかけるということです。

AT-Xの一部の番組や、アダルトチャンネルには視聴年齢制限がかかっています。現状では18禁とされている放送にのみ掛かっているモノをその番組の内容に応じて適用すればいいのです。

実際、ゲームには業界団体の自主規制でそれぞれのソフトにレーティングが決まっています。それと同じことがなぜできないのか?

例えば、PTAが子どもに見せたくない番組に選ばれれば12歳未満の視聴に制限をかけるとか、深夜アニメにパンチラが含まれていれば15歳未満の視聴に制限をかけるなどの対応をいくらでもとれるではないか、そして、家庭の方針で見せたいという家庭がもしあるなら、それは受像機側で回避すればいいだけの話。なぜ、こんな簡単な話が理解できないのか。

もっと言えば、普段から萌えアニメを嫌っている多くの人もあえて視聴年齢制限をかけることで、自分が見たくない番組が自然に目に入らなくなる画期的なアイディアではないでしょうか。

最後に

BPOの規制強化によって、放送局のコンプライアンスは袋小路に入っているように見えます。

企画する→苦情くる→BPOで審議される→勧告される→自主規制が働く→企画が大人しくなる→さらに、別角度で苦情くる→・・・。

いわば、自主規制のデフレスパイラル

別に私としては、TV局がバライティを作れなくなってもたいした困らないが、アニメが作られなくなったり、表現にこれ以上の規制がかかるのはまっぴらごめんです。

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