アニメヲススメ

旧作から最新作まで気になったアニメを紹介したり、アニメに関連する話題を中心にしたブログです。

アニメ好きのおっさんが選ぶEDが切なかったアニメ

先日、過去のアニソンを振り返って聞いていたのですが、やっぱり胸にしみるED曲は映像とともに脳内で蘇るものですね。

その時に感じた切ない気持ちがあふれてきてモノによっては、うるっと来てしまいます。

さて、今回も私の独断と偏見を大いに発揮して選んでいこうと思います。


EDが切なかったアニメ

機動戦士Vガンダム 後期ED「もう一度TENDERNESS」

私の中で、初めてリアルタイムで追っかけることのできたガンダムシリーズ

昨年のBD-BOX発売時に、富野監督自らが『何がダメか探してください』『全否定したい』と発言したことでも話題になりました。
富野監督「何がダメなのか探してください」 ガンダム史上最大の問題作「Vガンダム」がBlu-ray box化決定! - ねとらぼ

確かに、序盤から敵味方関係なく登場人物が戦死していくストーリーは過酷なものがありますが、ある意味戦争とは何かを問いかけてくれると思ってみていたので、今更全否定されてもっていう感じなんですけどね。

紹介した曲は後期のEDテーマです。
中盤を過ぎたあたりから戦死者の数が右肩上がりに増えていくストーリーなもんで、多少の戦死者が出ても仕方がないと思えるようになっていた私ですが、絶対に死なないであろうなと思って肩入れしていたキャラクター(オデロ)が戦死した時は結構来るものがありました。

そんな中、千住明さんの劇伴と挿入歌が泣かせにかかるわけですが、この時代のアニメって特殊EDはなくてその余韻のままEDテーマがかかるんですよね。だから、泣けるというよりも、本当に切ない感じがする1曲です。

[asin:B000064BEV:detail]

幽☆遊☆白書 4ED「太陽がまた輝くとき」

冨樫義博先生の名作漫画のアニメ。2年3か月9クールにわたって放送されました。

この曲は、4番目のEDテーマ。そもそも、幽遊白書はOP・EDテーマ曲がどれも粒ぞろいなんですよね。その中で、この曲を選んだのは、私が魔界の穴編が好きだからです。この章のラスボスである、仙水忍との決着がつくのがこのEDの時でした。

学生時代の友達に幽遊白書の思い出を聞いたら、大抵は暗黒武術大会の話題で盛り上がりここら辺のエピソードの話が出てこないのがちょっと悲しい。

ちなみに、曲自体もかなり切ないミディアムバラードになっています。

[asin:B00C332E4C:detail]
[asin:B0027SJOBY:detail]

交響詩篇エウレカセブン 3ED「TIP TAPS TIP」

第3クールのED曲。丁度このころは、主人公のレントンの家でまがいの一人旅が終了した直後。
ゲッコーステイトに帰還したレントンを待っていたのは、一人旅をしていた時にお世話になり息子にならないかとまで言われた、チャールズとレイの二人が月光号*1に攻撃を仕掛けたところ。

この展開は非常に切ない。というか、2クール目はレントンの居場所が月光号の中に無かったこともあり非常に見ているこちらもストレスがたまる展開。そんな中、よくしてくれたチャールズ夫妻に対し、ゲッコーステイトのメンバーとして戦わなくてはならなかったレントンのことを考えると胸が苦しくなる。

その時のEDテーマがこの曲。

エウレカセブンなら秘密基地だろ。って言われそうですが、私的にはこの曲が群を抜いて好きだし切ないと思います。

がっこうぐらし 2ED「アフターグロウ

この作品はOPも作品の進行に合わせて変化させたりと、OPやEDでも細かい演出があってとても楽しませてもらいました。EDも考察の一つになっていたのが懐かしいです。

じゃあ、なぜハーモナイズクローバーじゃなくこちらを選んだかというと、やはり「めぐねえ」のインパクトのおかげでしょう。
第5話は、これまで登場していためぐ姉がゆきの目線でしか見えていなかったということがわかる衝撃回。EDで徐々にめぐ姉が消えていく演出は鳥肌もんです。とっても切ない。

昨年放送のアニメなので、みんな記憶に新しいところかもしれません。
先入観で見ていない人もいるかもしれませんが、私的にはぜひおすすめした作品。

[asin:B01146WAQ0:detail]
[asin:B013I8KW9Y:detail]

四月は君の嘘 2ED「オレンジ」

2クール目のED曲です。最初はスローテンポな入りのバラードでED映像も非常に美しい感じ。そして、後半に行くにつれて徐々に盛り上がっていくのが聞いていてすごく心地いい。
そして、何よりラスト15秒当たりのサビの部分でさりげなく次週予告が入るのがとてもグッとくる。

実は、ノイタミナ作品は他のアニメより1分半短い構成な上に、基本的に次週予告は入らないのですが、この作品はEDを利用して次週の映像を細切れで見せてくれます。
しかも、2クール目は1クール目の雰囲気から一転、かをりが入院したりと徐々に不穏な空気が漂い始め、毎週毎週絶妙な場面で引いていきます。

この余韻が非常に切ない。最近のアニメで余韻の残る作品が少なかっただけに、毎週その雰囲気に浸るのを楽しみにしていたっていうこともあります。

最後に

前回の幼い声の声優をピックアップした時に、「若手とベテランだけの雑な記事」と書かれたから言い訳しますと、00年代のアニメって有名どころも含めて見落としが多いんです。っていうか、一旦アニメを卒業していた時期がありますからね。
その意味からいっても、そこの年代に活躍した声優とか、アニメ作品とかはチョット苦手です。

ただ、タイトルがアニメ好きを代表しているように見えますからね、そういわれても仕方がないのかとも思い自己批判

とはいえ、あくまでも個人の感想で選んでいるのも事実。そこに、一般受けを狙いたい。なんて考えはありませんよ。(今回年代のバランスは若干考えました)

今後、これは!!と思った作品は追加していきますのでよろしくです。

*1:ゲッコーステイトの拠点・旗艦