アニメヲススメ

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乃木坂46 生駒里奈、タモリに「おそ松さん知ってますか?」発言で釈明って、そんな必要あるの?

それはMステでの出来事だった

先週のMステで、乃木坂の生駒ちゃんがタモリに向けて「おそ松さん知っていますか?」と問いかけたことが問題になっているらしいw。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00010000-musicv-entheadlines.yahoo.co.jp

正直どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、あまりにも叩かれ方が理不尽だなと。

一般化しつつある女性芸能人のオタアピール

ことの発端は、Mステの放送中に起きた。

物議を醸したのは、10日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』でのこと。乃木坂46として出演した生駒は、司会のタモリとのトーク時に、アニメ『おそ松さん』にハマッていることを説明。そして、タモリに対して「おそ松さん知ってますか?」と質問した。

生駒ちゃんに限らず、最近芸能人がオタをアピールすることが増えてきていますね。

女優の栗山千明もマンガ好きを公言しているし、しょこたん。矢口など、女性芸能人がオタアピールすることはおかしくない時代になっている。

乃木坂のメンバーの中にもオタアピールしている娘も少なくない現状で、私なんかは別に違和感を覚えなかったのだが、結果的に謝罪に追い込まれている。

何故今回叩かれているのか

理由として記事の中で挙げられているのは以下の部分だ。

アニメ『おそ松さん』は、赤塚不二夫さんの「おそ松くん」を土台に、松野家の6つ子が20歳を過ぎてもニート生活を送っているという設定で描かれるギャグアニメ。赤塚さんとタモリさんは下積み時代から深く交際し、2008年に赤塚さんが逝去された際には、タモリが白紙の弔辞を読み上げて話題になるなど、2人の絆の強さに胸を打たれた人は多い。

 そうした背景の中での生駒の発言。ネット上では、赤塚さんとタモリの関係を把握していないのではとの疑いを持ったようで、「こういうのゾッとする」「タモさんのこと何も調べないのかな」「周りの人間が怒る」「こんなこと聞くなよ」などと厳しい声が挙がった。

赤塚先生とタモさんとの関係は多くの人が知るところで、間違えないのだが、この短い発言だけを聞いて短絡的に怒りをぶつける人たちこそ何も考えていないのではないかと思います。

そもそも、おそ松さんは赤塚先生のおそ松くんを原作としているモノの、昨年制作された作品なうえに、その界隈ではちょっとしたブームも起きていて、「新しくなったおそ松さんを知っていますか?」という、文脈で聞いていたなら全く問題がないと思うのですが。

実際、タモさんも「おそ松くんでしょ?」と返しているわけで、何を根拠にクレームをつけているのか全く分からないw。

全く(私には)必要のない釈明

放送後、生駒ちゃんがブログで釈明した内容も、私が想像したとおり全く問題のないこと。

 自身のブログを更新した生駒は、Mステでの出来事についてあらためて説明。「Mステ内でアニメおそ松さんについて触れる所がありまして、生放送の短いトーク時間に全てを語るのはやはり難しく、赤塚不二夫先生とタモリさんの関係性といいますか、ちゃんと私は理解した上でのトークでした!」とし、赤塚さんとタモリの絆を知ったうえで話をしていたと伝えた。

 そして、「だから、いろいろ本当に作品が大好きな方々に私なんかが喋ってしまった事で、不快な思いをさせてしまったかもしれません。でも、テレビで話すという事はファンが多い作品の事を話すという事は歴史のある作品の事を話すという事はとても難しいです!」と本音ものぞかせた。

結局、生駒ちゃん本人が語っていますが、印象としては「私なんかが喋ってしまった事」が問題だったわけですよね。

こういう不寛容な姿勢が、オタの了見を狭めているというか、オタが一般受けしない最大の理由なんでしょう。

矢口もあの騒動前から、オタの間ではニワカとか便乗しているとか(ある意味では知識の浅いところを披露して疑念を持たれている本人にも非はあると思う)、不人気でしたが、何の理由もなしに、アイドル風情に何がわかる。って態度じゃ一般人から嫌われるのは当然。

私も、アンチ二次元の評論家たちと対峙する立場ですが、オタの中にこういう風に、一般人にも理解してくれる可能性を持った窓口をことごとくつぶそうとする動きにも反対の立場です。

むしろ、そういう動きをするから、一般人から気持ち悪いとしか見られないわけで、自ら偏見を助長していると思います。

結論

誰が、どういうアニメを好きでテレビでしゃべっても別にいいじゃん。

それぞれが立場関係なく、好きな作品を自由に語り合える社会を望みます。
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