2014アニメ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 感想~王道ファンタジーの良作
今回紹介するのはダンまち。
松岡主演作で俺TSUEEEEEの印象があるけど違うよ
ラノベ原作&松岡出演作とイメージで俺TSUEEEEEE作品だと思われていますが、私自身はそうでもないと思います。
主人公のベル君を松岡禎丞さんが演じていることもあってSAOを彷彿とさせるのも、ハーレム感・俺TSUEEEE感を強めている要因かもしれませんね。
すぐにでもRPGゲームが作れそうな世界観の中、主人公ベル君がダンジョンの中で助けてもらったアイズ・ヴァレンシュタインに憧れて自らも強くなるために成長していく姿を軸に物語が展開していきます。
実際の主人公ベルは初期値がかなり低めに設定されていて駆け出し冒険者っていうところからスタートしているのですが、あるスキルのおかげで成長スピードがものすごく速いため、かなり強くなります。
とはいえ、戦うモンスターたちもダンジョンの下層に行けば行くほど、個人ではどうにかなるレベルを越しており、いつもベル君はボロボロ。
そこが、私的に俺TSUEEEEEEに見えない原因の一つなんですよね。
根底に流れる仲間との絆の物語
その他にも、ベル君が所属するファミリアの主神であるヘスティアをはじめ、ベルを取り巻く様々な人々との出会いや絆が描かれています。
中でも、私が注目していたのはヘスティアたち神々の動きですね。
この作品の性質上いろいろな神が登場するのですが、それらがそれぞれ思惑をもって蠢動する姿は見応えがありますね。
ただ、原作が終わっていないので伏線が貼りっぱなしというか、消化不良気味なところがあります。
こればっかりは、原作を読むか2期を待つしかないでしょう。
迫力のある戦闘シーン
作画は戦闘シーンはかなり充実していたのではないでしょうか。
最終話での戦闘に若干の違和感。でも、これはあえての演出なんだろうなぁと自己解決w。
見どころはミノタウロスとの再戦シーン。迫力十分で見応えがありました。
ベル君がピンチになるたびにちょっとドキドキしてしまいました。
余談w。松岡主演作のヒロイン役大集合w
ここからは余談になりますが、もう一つ注目ポイントがあります。
それは、松岡禎丞と共演した歴代ヒロイン大集合ということですw。
ベル君を担当している松岡禎丞さんは色々な作品でも主人公を演じられています。
そんな松岡さんとともにヒロイン役として共演されている声優がこの作品には数多く出演されています。
・大西沙織(アイズ役)共演作:冴えかの
英梨々
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・戸松遥(エイナ役)共演作:SAO
アスナ
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・早見沙織(リュー役)共演作:まんアシ、バディコンプレックス
ヒナ
・茅野愛衣(アスフィ役)共演作:さくら荘、ノゲノラ、冴えかの
ましろ
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霞ヶ丘詩羽
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・日笠陽子(フレイヤ役)共演作:カンピオーネ、ノゲノラ
ステファニードーラ
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・井口裕香(千草役)共演作:まんアシ、ノゲノラ
クラミー
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・種田梨沙(リヴェリア役)共演作:食戟のソーマ
薙切えりな
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こんな感じで、この作品においてガッツリとベル君に絡みがある人もいれば、全く接点のない人まで書き出してみました。
特に上から3人はベル君ともガッツリ絡んでいるのでこれは正妻戦争勃発ですねw
まあ、この作品のメインヒロインはヘスティア(CV水瀬いのり)なんですけどね。
こういう視点で見ることが出来るくらい松岡禎丞という声優は主役を演じているのですね。すごいことです。
最後に
ファンタジー作品のど真ん中をいく王道中の王道で、大変面白い作品に仕上がっていました。
本来なら、最初から2クール確保しておいても良かった作品だと思いました。
このあたりがGA文庫の苦しいところかもしれませんね。電撃みたいな、主流レーベルなら2クール確保も難なくできるんでしょうけど、GAでは実績がないからですね。
ただ、2クール目はニャル子さんで、すでに実績があるので、こちらはかなり期待したい感じ。
OVAだけは決定しているので期待したいところですが、肝心の2期は原作のストックや、制作会社の日程の空き具合を考えると早くても来年かなぁなんて考えてしまいます。
そこまでして映像としてみたい良作だと思います。