2016冬アニメ 最後まで見て、結局何が面白かったのかアニメランキング
2016冬アニメも終わり、早いところでは春アニメも始まっているようですね。(首都圏では…)
先月末にロングラン出張があったもので、溜まっていたアニメも何とか見終わり、やっとこの企画に手を付けることが出来ます。
他にも、春アニメの紹介記事等も書きたいんですけどね。リーマンアニメブロガーの性とでもいうところでしょうか。
ちなみに、折り返し時点での記事はこちらになります。
それでは、早速企画に行ってみましょう。
最後まで見て、結局何が面白かったのかアニメランキング
第1位 僕だけがいない街
原作とは若干違うラストを迎えたみたいですね。
私的にはこのアニメ版のラストでシックリ来ています。
第10話から第12話にかけて、一つ一つ謎が氷解していくのが凄く心地よく感じました。
また、前半までの丁寧だけどスローテンポな流れとうって変わって、真犯人との対決以降は怒涛の展開。とても、面白かった。単独で記事も書きたいけど、もう一周してブログ書く余裕があるかな?
あと、一般の人も結構見てくれていたみたいで出張に出ていた時に取引先の方から、道民は「したっけ」っていうの?という質問攻めにあいました。
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第2位 この素晴らしい世界に祝福を!
最後まで、雰囲気を貫き失速しなかったことが良かったです。
ファンタジーの世界観を大いに利用して、そのなかで遊び倒すっていう発想がいいと思います。
難しいこと考えずに見ることができたしね。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
ka-rinchaco01.hatenablog.jp
第3位 昭和元禄落語心中
この作品の真骨頂は落語ではなく、その裏に潜む因縁だった。
落語という舞台を通じてだけど、女の情念をところどころ垣間見せる感じが、タイトルを回収している感があってその点も引き込まれた。
前回の記事で取り上げたときは中盤だったけど、その後の展開で菊比古と助六の立場が見事に入れ替わる。先代の八雲師匠からも八雲と助六の因縁話を聞かされたりと、因縁の付きまとい感じさせる雰囲気は、なんとなくホラーを観ているような気分になる不思議な作品でした。
落語という娯楽は、えてしてそういうものなのかなぁと、落語にわかながら感じてしまいました。
ちなみに、第1話が放送された直後に書いた記事もどうぞごひいきに。
ka-rinchaco01.hatenablog.jp
第4位 紅殻のパンドラ
本当にダークホースだったw。
ストーリー的には、ウザルさんの手の平の上でみんな踊らされていただけという、いたって間抜けなおちだったのはご愛嬌。
お友達思いの可愛い女の子が一生懸命にみんなの平和を守ろうと頑張っている姿は微笑ましく思えましたよ。
でも、一番気になった部分はブエルを演じていた森田順平さん。クリミナルマインドではBAUの冷静なリーダー役というお堅い役を演じられていますが、ブエルとのギャップに笑いが止まりません。
そもそも、森田順平さんといえば、あの3年B組金八先生の数学教師 乾先生としても活躍されていました。
当たり前の話ですが、役者の方っていうのはどんな役でもこなすことが出来るんですね。そう実感しました。
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第5位 おそ松さん
おそ松さんは本当に深夜アニメのセオリーをぶち壊す作品だった。
私が注目したのは、第24話・第25話。
ラス前の第24話Bパートで、続々とニートたちが仕事を見つけ家を離れていく中、一人取り残される長男のおそ松。というところで終了。
まあ、そうは言いつつも最終回はいつものテイストに戻ってくれるんでしょ。と、思っていました。
確かに第25話では、何事もなかったようにギャグの世界に引き戻したのはいいけど、Bパートはもう振り切りすぎて意味が分かんないw。
結局振り回され続けて終わった不思議な作品でしたね。
でも、昭和のアニメってこんな感じだったと思いますよ。
普通の日常の中に唐突に最終回を迎える。でも、その最終回は最終回らしくない。
最近のアニメは、きちんとしたストーリーを求められるけど、こういった方向性の作品もありなのではと思わせてくれました。
その場合は、そういうタイプのアニメだということを事前にわかってもらう必要がありますけどね。
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第6位 赤髪の白雪姫
ザ・王道なアニメ。
紆余曲折があっても、シラユキとゼン王子の中は変わらぬ信頼関係がある。その印象が強い作品です。
恋愛ものって、スレ違いや、相手に対しての疑心暗鬼で盛り上げていくパターンが多い。
確かに、スレ違いは時たま演出で出てくるけど、相手に対しての疑心暗鬼っていうのはこの作品ではほとんど見たとこがありません。
オビなんかもシラユキにたいして思うことがありそうなのに、絶対口にしないし、そこをわきまえている。
そんなタイプの作品だから、見ていて不安にならないんですよね。
なんか、微笑ましく見守ることのできたいい作品です。
第7位 灰と幻想のグリムガル
メリー加入後に一気に物語が加速した印象を持ちました。
ぬるま湯だったパーティに義勇兵として戦うとは何かを見つめなおさせるきっかけとなったわけで、その辺の作り込みというか、ストーリーの掘り下げ方はこのクールで一番丁寧だったと思います。
あまりにメリーに話のいいところを持っていかれて、ユメとシホルがちょっとヒロインとして可哀想な気もしましたが。
あと、終盤にランタ株爆上げですねw。
これまで、パーティの中で邪魔者扱いをされていた彼が一躍ヒーローに。性格は相変わらずですが。
このすばとは別な意味でファンタジー作品の面白さを見せてくれた作品だと思います。
第8位 ハルチカ
なんだろう。
面白く見ていたはずなのに、その割に深く印象に残らない。
一話一話の中で面白さを発揮するタイプのアニメだからなのかなぁ。こうやって総括記事を書こうとすると難しい。
好きなエピソードを一つ上げると、第7話「周波数は77.4MHz」が良かった。
このエピソードは、推理よりもどう心を解きほぐしていくかに重点が置かれていた気がします。
私も推理物が好きだと言っているのですが、いざ、このように推理エピソードが続くと、印象に残るのはそれ以外というのは皮肉なものですね。
でも、決してつまらなかったわけではないので、そこのところわかってほしいなぁ。
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第9位 へヴィ―オブジェクト
最初はウザかった二人の掛け合いも、今ではちょっとクセになる感じw。
終盤にきて、これまでの戦いがつながっていたことがどんどん明らかになっていく様は非常に面白かった。
というか、ここまで見ないと面白さが激増しないというのは構成的に非常にもったいないなぁと感じます。
今になって思えば、ビジュアル的に派手めな戦いを前に持ってきたのは、そこを意識してのことかもしれませんね。
正統王国のお姫様は非常に可愛らしかったですね。すぐヤキモチ焼くところなんかもいい。若い子にそんなヤキモチ焼いてほしものです。
第10位 ディバインゲート
なんだかんだで、超ご都合主義で終わったビックリ作品。
円卓の騎士たちが生き残っているのに、ドロシーは何とかならなかったのかね。
でも、終盤までの途中経過はとても面白かったです。
ロキに遊佐浩二さん。オズに石田彰さん。と、現代の声優界を代表する黒幕役を得意とする声優お二人の共演は目を見張るものがありました。
主人公チーム3人がそれぞれの因縁の相手と対峙するシーンまでは、私の中でも盛り上がったんですけどね。
ご都合主義エンドにつきます。
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その他
無彩限のファントム・ワールド
終盤の失速がとても残念。
猿温泉や幕末演劇までは面白かったんだけど・・・。
個々のエピソードは面白いのにっていうパターンに陥ってしまった印象です。
特に阿頼耶識社まわりの設定があいまいで、もっと先生が悪役に回るとかだったら面白かったのにって言ったらダメでしょうか。かなり個人的には期待していました。
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ラクエンロジック
面白くないわけじゃないんだけど、いまいち印象に残らなかった感じ。
そもそも、松岡君演じていた俺のロジックが・・・の人も、あれだけ干されたらああなるわって感じで、そこがたまらなくマヌケだと思ってしまったのが原因でしょうね。