2016春アニメ Re:ゼロから始める異世界生活 第5話までの感想 ガチで面白いループもの
今日取り上げるのは『Re:ゼロから始める異世界生活』。通称リゼロ。
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いまのところ、私の中では春アニメの大本命作品。
何といっても、私が好きなループものというかタイムリープというか、この系統の作品は大好物です。
実際は一度しかない人生。選択を誤ると途端に苦境に立たされることもある現実と違って、フィクションだからこそのできる、人生やり直しの追体験。
これが、タイムリープものの最大の魅力です。
2回目以降はどう上手く立ち回るのがベストなのか、そんなことを考えながら没入感に浸るのが、この手の作品の視聴方法ですね。
昨年もパンチラインという作品では楽しませてもらいました。
というわけで、今回はリゼロの感想記事をアップしたいと思います。
リゼロの魅力
魅力ある登場人物
http://re-zero-anime.jp/character.html?c=2re-zero-anime.jp
ヒロインのエミリアは、お人好しで面倒見がいい。なぜか、本人はそれを頑なに認めようとしないところが何とも微笑ましくなってきます。
この手の作品では、得てしてメインヒロインの存在感が薄くなりがちですが、きちんとキャラも立っているし、十分魅力的です。
エミリア役の高橋李衣さんは順調にキャリアを重ねている印象ですね。1クールに3本のメインを張ってかなりのインパクトを与えてくれた彼女。前クールの『このすば』に引き続き、リゼロでもメインヒロインを射止めました。
エミリアのお人好しな優等生な部分と、そこを認めようとしないちょっとしたツンデレ感がいい具合で醸し出されている演技だと思います。
私は大好きです。
他にも、双子ロリメイドやドリルツインテ幼女や、快活な盗賊少女や、ドSな変態暗殺お姉さんとか、女性キャラだけを挙げていっても埋没しそうなキャラが見当たりません。
かといって、男性キャラはどうかというと、最初に出てきたチンピラのトンチンカンはともかく。イケメンな好青年かつ剣の達人やら、巨人族な盗品屋の爺とか、ピエロの格好をした貴族など、こちらもインパクト充分。
話しの展開的にはまだまだ、これからも人が増えそうな予感がしますね。
奥の深そうな世界観
ここまで見る限り、コンビニから突如異世界に巻き込まれたパターンの異世界召喚もの。
このすばのように、死んだからとかの条件ではなくて、何の前触れもなく突如巻き込まれたというのがちょっと気持ち悪いですね。
異世界側は、魔法もありなファンタジーな世界。しかも、現国王が不在で、権力争いの真っ只中に主人公が巻き込まれるという、いわば王道な展開と言ってもいいのではないでしょうか。
既視感はプンプンしますが、無駄に設定がひねっていないから、物語の根幹である、「死に戻り」というタイムリープ現象の方に目が行くのは正解だと思う。
代償を支払うタイムリープ「死に戻り」
この作品での、タイムリープは「死に戻り」と称されます。
つまり、死なないとやり直しがきかない。というか、基本選択肢を誤ると死ぬ運命に直行しているため、必然的にやり直しさせられるというほうが正しいような気がします。
正解が一つで、残りの選択肢がすべてバットエンドにつながるAVGみたいなものですw。
観ているこっちは、気楽ですが、主人公にとっては毎回死の運命に直面し、しかも、ほとんどのケースで苦痛が伴う。
これは、かなりの苦行です。
他作品でも、タイムリープによる代償というのは描かれていますが、かなりキッツイ方だと言えそうですね。
ただ、死んで正しい解を見つけるまでが主人公の役割だとしたら、それはそれで面白いです。
死の運命に果敢に抗う主人公
主人公のスバルは、果敢にも運命に抗おうと必死です。ヒロインのエミリアの笑顔を守るために。
ファーストコンタクトでは違う名前を教えてもらい、2回目にその名を読んだとき、間違って忌み名を教えられていたせいで仲良くもなれずに玉砕。ようやく、名前が分かったのは、たった一つの正解にたどり着いてから。
そんなひたむきな姿には好感が持てます。
ただ、普段の言動がちょっとウザいというか、主人公になんでも話させすぎなきらいがあります。
これは、原作の雰囲気なので仕方がないのかもしれませんが、それでも、私はこの主人公に好感を持っています。
最後に
この作品の何が魅力的だっていうかと、引きの上手さですよね。
毎回、きちんと続きが気になる場所で終わっている。
特に第4話は、死に戻り現象があったのにも関わらず自覚がない。そして、第5話では、死因は解かっても敵の正体が全く分からない。
これは、次の話気になっちゃいますよ。
このクールもいい作品に出合えました。
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